Ubuntu で a start job is running for dev-desk-by …とか表示され “Welcome to emergency mode!” と歓迎されてしまったときの対処法

 Ubuntu 16.04 LTS がリリースされて、そろそろ検証してみようかなぁと思ったので試したところ、思わぬところでつまづいたので、そのとき確認した方が良いことをメモします。
 この画面で待たされる時間が異様に長い方は、紹介する記事を含め確認してみることをお勧めします。

 ESC を押すと、現在の処理状況が表示されます。

 90秒のタイムアウトが設定されているようで、状況によっては “Welcome to emergency mode!” と全力で歓迎されてしまいます。
 私がこの現象に直面したのは、Ubuntu 16.04 LTS デュアルブート環境の構築記事を作成しようと思い、Ubuntu をインストールしたときに発生しました。
 原因をいろいろ探していると、二つのパターンがありそうでした。
 ひとつは、「Ubuntuでa start job is running for dev-desk-by …とかでて起動が遅い」という記事が参考になりますが、UUIDなどの指定が適切ではない場合です。
 もうひとつは、VM環境でありがちなのですが、HDDデバイスのドライバ関係です。
 VMwareでは、ディスクタイプを選択することができ、ウィザードに従うとSCSIが選択されているかも知れません。

 どうもUbuntuではSCSIドライバの読み込みより先にディスクのマウントを行うのか、そもそもサポートが怪しいのかわかりませんが、正常に読み込めないことが原因のようです。
 スクリーンショットのようにデバイスタイプをSATAに変えることで、この不具合は解消されました。
 インストール後に起動しない場合は、いったんハードディスクデバイスを削除した後、追加すると再インストールせずに済みます。

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